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jQueryは、ブラウザのDOM操作を簡単かつ強力に行うためのJavaScriptライブラリです。この記事では、よく使用されるjQueryのDOM操作メソッドを一覧で紹介し、それぞれの基本的な使い方とサンプルコードを提供します。また、特定の条件に基づいて要素を非表示にするなどの実用的なコード例も解説します。
DOM操作メソッド一覧
以下は、jQueryを使用してよく使われるDOM操作メソッドの一覧です。それぞれのメソッドは、要素の追加や移動、ラッピングなどを簡単に行うことができます。
text()
$('#class').text('テキスト');append()
指定した要素を選択した要素の末尾に追加します。
$('#parent').append('<p>新しい段落</p>');appendTo()
選択した要素を、指定した要素の末尾に追加します。append()の逆です。
$('<p>新しい段落</p>').appendTo('#parent');prepend()
指定した要素を選択した要素の先頭に追加します。
$('#parent').prepend('<p>先頭に追加される段落</p>');prependTo()
選択した要素を、指定した要素の先頭に追加します。prepend()の逆です。
$('<p>先頭に追加される段落</p>').prependTo('#parent');after()
指定した要素を選択した要素の後ろに挿入します。
$('#element').after('<div>後ろに追加される<div>');insertAfter()
選択した要素を、指定した要素の後ろに挿入します。after()の逆です。
$('<div>後ろに追加される<div>').insertAfter('#element');before()
指定した要素を選択した要素の前に挿入します。
$('#element').before('<div>前に追加される<div>');insertBefore()
選択した要素を、指定した要素の前に挿入します。before()の逆です。
$('<div>前に追加される<div>').insertBefore('#element');wrap()
各選択要素を指定したHTMLでラップします。
$('.item').wrap('<div class="wrapper"></div>');wrapInner()
各選択要素の内容を指定したHTMLでラップします。
$('.item').wrapInner('<span></span>');wrapAll()
全ての選択要素を一つのHTML要素でラップします。
$('.items').wrapAll('<div class="all-wrapper"></div>');これらのメソッドを組み合わせることで、複雑なDOM操作も簡単に実現できます。
要素の非表示処理サンプル1
以下のコードは、指定したクラスの要素のテキストが空である場合、その要素を非表示にするサンプルです。
$(function() {
$('.class').each(function() {
if ($(this).text().trim() === '') {
$(this).hide();
}
});
});
解説:
$('.class').each(function() { ... });:クラス名が.classの各要素に対して処理を実行。$(this).text().trim() === '':要素内のテキストが空の場合。$(this).hide();:条件に一致する要素を非表示にします。
要素の非表示処理サンプル2
次のコードは、テーブルの行(<tr>)内に空のセルがある場合、その行を非表示にするサンプルです。
$(function() {
$('table tr').each(function() {
var tdContent = $(this).find('td').html().trim();
if (!tdContent) {
$(this).css('display', 'none');
}
});
});解説:
$('table tr').each(function() { ... });:全てのテーブル行に対して処理を実行。$(this).find('td').html().trim();:各行の最初のセルの内容を取得し、空白を除去。if (!tdContent) { ... }:セルが空の場合に条件が満たされる。$(this).css('display', 'none');:条件に一致する行を非表示にします。
まとめ
この記事では、jQueryを使用した様々なDOM操作メソッドを紹介し、基本的な使い方と実用的なコード例を提供しました。DOM操作メソッドを適切に活用することで、ウェブページの動的な変更やユーザーインタラクションの向上が容易に実現できます。また、特定の条件に基づいた要素の非表示処理など、実践的な例も学べました。これらの知識を活用して、より魅力的でインタラクティブなウェブサイトを構築していきましょう。